ダニエル・バレンボイム、ズービン・メータ、ベルリン・シュターツカペレによるベート―ヴェン ピアノ協奏曲 第3番 Op.37。バレンボイム、メータも共に高齢。最近の動画では、メータが杖を突きながら入ってきたという。
バレンボイムのピアノには、円熟の味が素晴らしい。自然である。わざとらしさがない。メータもしっかりバレンボイムのピアノを支えている。メータも自然な音楽づくりを心掛けている。
第1楽章のドラマトゥルギーはさすがであっても、無理がない。ピアノとオーケストラが見事に調和している。第2楽章でのバレンボイムは、じっくり歌い上げている。オーケストラとの調和は絶品、素晴らしい世界を作り上げている。第3楽章にも円熟の味、自然さが目立ち、ベートーヴェンの音楽が繰り広げられる。
バレンボイムは、今の中東情勢をどう見ているか。イスラエル、ネタニヤフ政権の行為が国際的な非難を浴びている現実をどう見ているか。そこが知りたい。イスラエルが国際的非難の的になっている今、バレンボイムは、中東情勢についても、イスラエルをどう見ているか。私たちは、バレンボイムに聞きたい。
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