ヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤーコンサート 2021

 2020年から全世界を襲い続ける新型コロナウィルスにも関わらず、2021年のヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューイヤーコンサートはリッカルド・ムーティのもと、無観客による開催となった。

 ミラノ・スカラ座を長年にわたって盛り立てたとはいえ、スカラ座を追われてもヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューイヤーコンサートの指揮台にも立ってきた。それだけ、ムーティへの信頼が厚いことを裏書きしている。

 プログラムにはイタリアゆかりの作品、ヨハン2世、新メロディー・カドリーユにはイタリア・オペラの旋律を含んだもので、イタリア・オペラの巨匠としてのムーティの面目躍如たるものがあった。美しき青きドナウ演奏の前、ムーティが新型コロナウィルスの中、音楽が希望をもたらすことをメッセージで伝え、ヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団の楽員達の新年の挨拶が続いた。

 私たちは、新型コロナウィルスの中、コンサート・オペラ・バレエなど、舞台公演の中止・延期が相次いだ3月から6月までのことを思うと、今、音楽の力を改めて感じ取るには良い機会だろう。美しく青きドナウ、ヨハン1世、ラデツキー行進曲で締めくくりとなった。ただ、聴衆の手拍子がないことが寂しい。来年こそは復活することを切望する。

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コメント: 2
  • #1

    山崎雅子 (金曜日, 01 1月 2021 23:49)

    ウィーンは憧れの町です。
    コロナが終息して、また、行けますように!

  • #2

    畑山千恵子 (土曜日, 02 1月 2021 06:56)

    新型コロナウィルスが終息して、文化が活気づくことを祈ります。