クリストファー・ホグウッド ヘンデル リナルド その3

 クリストファー・ホグウッドによる、ヘンデル、リナルド、第3幕。いよいよ大詰めとなる。効果音もオペラ全体を引き立てている。

 ゴッフレード、エウスターツィオが魔法使いの助けをえて、リナルド、アルミレーナを救わんと、アルミーダの城へと進みゆく。メータの素晴らしい歌唱も聴きものである。アルミーダはアルミレーナを殺さんとするものの、リナルドが押し留める。しかし、ゴッフレード、エウスターツィオが魔法を解き、城は消え失せる。そして、4人が再会、決戦となる。リナルドも戦へ赴く。

 アルガンテ、アルミーダも決戦に備える。こちらはトルコ風行進曲となり、イスラム軍も闘いに備える。フィンレー、オルゴナソーヴァの2重唱も見事。ゴッフレード、エウスターツィオ、リナルドも決戦の時。アルミレーナの喜び、エウスターツィオの賞賛。キリスト教側の荘重な行進曲が響く。戦いに赴くリナルドの思い。バルトリ、ダニエルズが素晴らしい。

 戦いは十字軍の勝利。アルガンテ、アルミーダはキリスト教に改宗。リナルドとアルミレーナ、アルガンテとアルミーダが結ばれ、オペラが幕を閉じる。登場人物全員によるアンサンブルで締めくくりとなる。

 ホグウッドの名演の一つになるだろう。