小澤征爾 倒れる

 日本が誇る世界のマエストロ、小澤征爾が大動脈弁狭窄(きょうさく)症で1か月入院という事態になり、小澤征爾音楽塾で取り上げるはずだったラヴェル「子どもと魔法」はデリック・イノウエが指揮することとなった。1月、82歳とはいえ、NHK「あさイチ」で元気な姿を見せた小澤がいここへ来て病魔に倒れるとは誰もが思わなかっただろう。この年齢だからこそ、いずれはと思ったに違いない。

 1935年、当時の満州(今の中国東北部)に生まれ、ピアニストを志したものの怪我で断念、その折、師の豊増昇から指揮者を目指せと進言、斎藤秀雄に学び、スクーターでヨーロッパへ渡り、ヘルベルト・フォン・カラヤン、レナード・バーンスタイン、シャルル・ミュンシュといった本家本元のマエストロの許で修業を積み、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝、一躍世界に躍り出て、世界のマエストロとなった。ヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートへの出演、ヴィーン国立歌劇場音楽監督にも就任、真のマエストロとなった。

 しかし、小澤も寄る年波には勝てない。様々な病魔と闘いつつ、常に指揮台に戻ってきた。今回はどうなるか。マルタ・アルゲリッチとの共演もあるという。それまでには回復するだろうか。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    三間勇行 (火曜日, 20 3月 2018 08:57)

    残念ですね❗✨��

  • #2

    伊達進 (火曜日, 20 3月 2018 23:43)

    水戸のホールは、アルゲリッチのチケット売ると言ってますよ‼