歌舞伎座12月公演 第1部 第2部

 1年の納めとなる歌舞伎座12月公演、第1部、第2部は見ごたえ十分な演目が並び、2017年を締めくくるものとなった。

 第1部「実盛物語」は片岡愛之助、上村吉弥、片岡松之助が素晴らしい舞台と芝居を見せた。市川笑三郎も光る。市川門之助が迫真の演技を見せた。「土蜘」は市川団蔵、中村梅枝などが見事な演技で見せた。尾上松禄の土蜘が光る。

 第2部「らくだ」は落語に基づき、片岡愛之助、市川中車の面白おかしな中に、人間の哀歓をにじませた芝居作りが光る。「蘭平物狂」は尾上松禄、中村児太郎、片岡愛之助、尾上左近、坂東新吾、坂東亀蔵が見事な芝居作りを見せた。

 この2部では片岡愛之助、尾上松禄が中心だった。第3部は坂東玉三郎の世界である。楽しみである。