国際音楽学会 オープニングコンサート 雅楽

 19日から23日まで東京芸術大学で開催される国際音楽学会、東京大会オープニングコンサートとして、雅楽を取り上げた。古典の定番、越天楽、石井眞木「紫響」、舞楽「蘭陵王」を取り上げ、英語による解説付きで行った。

 石井の作品は現代ものであっても、古典の響きを重んじた、格調高い作品であった。「蘭陵王」は華やかさの中に厳粛さを秘めた、素晴らしい舞台だった。

 演奏は東京楽部により、大変厳粛、かつ格調高いものであった。